2013年9月11日水曜日

はっぴの襟(えり)・背中の転写プリントのデザインデータ作成時の注意事項

「はっぴ」の製作のご注文いただいた内容履歴をみますと
催事タイトル等をつけたイベントごとのご発注が多く、
一度に100枚以上のシルクプリントでの大量ご注文よりも、
枚数で10枚から30枚程度の小ロット転写プリント加工での
ご注文が多いため、

転写プリント加工で、
インパクトのある「はっぴ」の襟(えり)・背中のデザインデータを
作っていただく際の注意事項をまとめました。




1.「はっぴ」の両襟(えり)に製品仕様について

・胸の合わせ部分の寸法ですが、黒帯部が左右とも実寸幅で5㎝となっています。

・基準となる名入れ寸法は、左右余白各5㎜とした場合、幅4㎝×30㎝です。

・印刷色は白色が基本です。



2.推奨文字の大きさ及び使用されるフォント

・胸の文字をはっきり認識していただくために、
文字の横幅が3㎝以下ですと小さすぎる文字となるため、
正面からの視認性が悪くなりますので、
推奨の1文字幅は、40㎝くらいに設定して下さい。

・天地30㎝でみた場合、適正文字数はレイアウトにもよりますが、
5字から8字程度を推奨します。※あまり文字数が多いと見にくいです。

・文字のフォントも「明朝体」などの線の細いフォントを使用すると見にくく、
かつ転写プリントの場合、「文字の切り抜き加工」ができないので、
「ゴシック体」などの太いラインが取れるフォントを推奨します。







3.使用する文字及び文字線の太さ

次に、文字の線の太さですが、転写プリント用のカッティングプロッター(文字の切り抜き加工機械)
できれいに切り抜きするためには、線の太さが4㎜以上が必要です。

ひらかな、カタカナなど画数が少なく単純な字体であれば問題がないのですが、

漢字の場合は、特に注意が必要です。

例えば、画像中に使用している画数の多い「襟」という文字は、字画が多く細かいため
最大サイズに拡大しても、機械で文字の切り抜き加工ができない場合があります。
内容にもよりますが、字画の少ないわかりやすい漢字を推奨させていただきます。





4.背中の背面デザインデータ作成について

・「はっぴ」の製品色:白、イエロー、ピンク、オレンジ、レッド、グリーン、ロイヤルブルー
パープル、ネイビー、ブラックの全10色展開となっております。


・名入れ色:白1色加工を推奨します。

※本体生地色の「白色」を除き、9色は色目がはっきりしていますので、多色刷りの場合
生地に色負けして印刷文字が見えにくい場合があります。

※シルク刷りの2色以上の場合、位置ずれを起こす可能があり、
デザインデータ確認後印刷可否回答となります。

※転写プリントの2色以上使う場合、デザインデータにもよりますが、
ベタ加工(文字ぬき加工なしの長方形貼り付け)となる可能性があります。

・名入れ屋本舗の在庫している転写シート種類 単色用紙:黒・白・金・銀・青・赤・黄の7色
及びフルカラーシート
※フルカラーシートは、最大印刷可能サイズが、30×30㎝です。


・背中の基準名入れ寸法は、最大サイズが幅30×天地40㎝となっております。
※見積もり単価的な面からも、大きさは幅30×天地30㎝程度を推奨します。




・背面を白1色でデザインデータを作成する際、以下の点に気をつけて下さい。

①襟同様、文字の大きさは4㎝以上を推奨します。

②フォントの線の太さは、3㎜以上(3mm以下だと切り抜きができません)
※細い線で転写プリントしますと、洗濯等で剥がれてしまうおそれもあります。


③漢字などを使用する場合、字画の少ない文字を使って下さい。
画数が多いと文字が切り抜けませんので、できるだけ単純な文字でお願いします。






キャップ(帽子)、サンバイザー(日除け)の転写プリントのデザインデータ作成時の注意事項のページで、転写プリントの特徴をふれておりますので、合わせてご覧ください。




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